DVD

棚の隅

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
THD16241
組み枚数
:
1
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ビスタサイズ/スクイーズ, 2007
監督
:
追加情報
:
キャストインタビュー映像
舞台挨拶
劇場予告

商品説明

小さなおもちゃ屋を営む主人公・康雄のもとに、幼い我が子を残して家を出た妻・擁子が、ある日突然あらわれて・・・。男と女の愛憎や人生の哀歓を、きめこまかなタッチで描く。淡々とした生活描写の中に、「男とは」「女とは」「家族とは」と、リアルなテーマをつきつける。主人公・康雄を演じるのは、大杉漣。男は忘れようと誓った。女は忘れたいと願った。あなたが心の隅に、置き忘れたものはなんですか?

内容詳細

小さなおもちゃ屋を営む康雄の店へ、ある日ひとりの女性が客として現れる。康雄と言葉を交わすこともなく、棚の隅から売れ残りの古いおもちゃを買って出ていった中年女・・・、それは八年前、康雄と別れた妻、正確には、男をつくって夫と幼い息子・毅をおいて、蒸発同然に家を出ていった妻の擁子だった。以来、擁子は、たびたび康雄の店を訪れる。そしていつも同じように、売れ残りのおもちゃを買っていくのだった。今は再婚し、息子は継母に、実の母親以上になついている。そんな平穏な生活の前に、突然あらわれた元妻と、奇妙な行動に心さわぐ康雄。一方、擁子も新たな恋人・進藤との生活に、割り切れないものを感じていた。進藤の求婚を、擁子は素直には受け入れられない。擁子の心の中には、残してきた我が子・毅の面影が強く刻まれていた。毅への思慕が、擁子を康雄の店へと向かわせていた。擁子は、保険外交員として、康雄の妻・秀子と親しくなり、康雄一家に遊園地のチケットをプレゼントした。休日の遊園地。久しぶりの一家団らんを過ごす康雄たちと、離れた場所に擁子、進藤のカップルの姿があった。ついに、康雄と擁子が言葉を交わす時がきた。康雄は、擁子を観覧車に誘い、高みへのぼっていくゴンドラの中で、擁子の気持ちを考えなかった過去の罪をわびた。そして、「もう、毅には会いに来ないでほしい」・・・。擁子の目に、涙があふれた。下りててきたゴンドラを待ちかまえるように、毅が走ってきた。康雄にではなく、擁子に一緒に乗ろうとせがんだ。その背後で、秀子が頬笑んでうなずき、進藤は知らぬふりをして、擁子をうながした。康雄は毅に、「擁子おばちゃんは怖がりだから、手つないであげなよ」と言うと、毅は照れながらも、擁子の手をしっかりとつかんだ。

連城三紀彦の原作を大杉漣主演で映画化したヒューマン・ドラマ。おもちゃ屋を営む康雄の前に、自分と息子を置いて姿を消した元妻が現れた。大きな包容力を持つ現在の妻と愛の残る前妻との間で、康雄の心は揺れ動き……。(CDジャーナル データベースより)

収録内容   

  • 棚の隅
  • キャストインタビュー映像(予定)
  • 舞台挨拶(予定)
  • 劇場予告など(予定)

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